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Research
2023.05.30

がん免疫を増強する分子 セマフォリン4A を同定(熊ノ郷 G が Sci Adv. に掲載)

PRESS RELEASE

 免疫チェックポイント阻害薬はがん治療に大きな進歩をもたらしたものの、治療高率は十分といえず、新たなバイオマーカーと新規治療法の開発が急務とされています。

大阪大学大学院医学系研究科の内藤祐二朗助教、小山正平特任准教授、熊ノ郷淳教授(呼吸器・免疫内科学、免疫分子制御学共同研究講座/IFReC 感染病態)らの研究グループは、肺がんにおける免疫チェックポイント阻害薬の新たな効果予測バイオマーカー及び治療標的候補分子としてセマフォリン4Aを同定しました。

図1. がん細胞に発現するセマフォリン4Aが
CD8陽性Tリンパ球を活性化する
Contact

熊ノ郷 淳 教授

kumanogoimed3.med.osaka-u.ac.jp

感染病態