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【サイエンスカフェ】 「免疫研究の最前線!」を開催しました。
4月30日(月・祝日)、吹田キャンパス「いちょう祭」にてサイエンスカフェ「樹状細胞は免疫のキープレイヤー」を行いました。
サイエンスカフェは、1990年代後半からヨーロッパで始まった比較的新しいイベントです。
その名の通り、「カフェのような雰囲気の中で科学を語り合う」というものです。
サイエンスカフェでは、ともすれば敬遠されがちな科学の話題を、各国の文化やニュース性に
合わせて参加者が共有することが大切であると考えられています。話題提供者であるゲストと
参加者の間に、仲介役としてファシリテーターが入り、話の内容が難しく
なりすぎないように交通整理を行います。
Photo Gallery
参加費:無料(申込不要)
会 場:
テクノアライアンス棟1Fアライアンスホール(吹田キャンパス)
日時 | 2012年4月30日(月・祝日) 午後1時30分 - 午後3時 |
ゲスト | 改正 恒康 (免疫学フロンティア研究センター 教授) |
内容 | 免疫細胞の一種である樹状細胞の発見は、2011年のノーベル医学生理学賞の対象となりました。 樹状細胞を中心とした細胞群(抗原提示細胞)は、私たちの免疫機構に必須の細胞です。樹状細胞は、 微生物の感染を素早く察知するシステム(自然免疫)と、その感染にじっくり対処するシステム (獲得免疫)をうまくつなげて、適切な免疫応答を成立させます。樹状細胞の研究により、病原体ワクチン ばかりでなく、炎症性疾患治療薬の開発につながる成果が期待されています。改正教授は樹状細胞の 日本における第一人者であり、この分野の最新の研究成果を分かりやすく披露してくれます。 |
改正 恒康 プロフィール (ゲスト)
大阪大学医学部医学科卒業
大阪大学大学院医学研究科博士課程修了
大阪大学医学部助手
ドイツ ケルン大学留学
兵庫医科大学 講師
大阪大学微生物病研究所 助教授
理化学研究所免疫アレルギー科学総合研究センター チームリーダー
2011年4月より現職
第12回日本免疫学会賞受賞(2009年)受賞題目「樹状細胞機能制御の分子基盤」
改正恒康研究室
坂野上 淳 プロフィール (ファシリテーター)
東北大学大学院理学研究科物理学専攻修了、博士(地球環境学)。厚生省・民間会社での研究員を経て、2008年より大阪大学免疫学フロンティア研究センターに勤務。広報・研究マネージメント担当。
会場
交通アクセス
大阪大学テクノアライアンス棟
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号
1.阪急電鉄北千里駅から徒歩18分(約1.4km)
2. モノレール阪大病院前から徒歩10分(約900m)
3. 阪急バス「阪大本部前」下車徒歩5分(約400m)
会場までの道案内地図を作りました。
