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2026.09.10
荒瀬尚教授が、2026年度武田医学賞を受賞
大阪大学の荒瀬尚教授(微生物病研究所/IFReC免疫化学)が、2026年度武田医学賞を受賞しました。
受賞テーマ:宿主―病原体相互作用に基づく疾患発症機構の解明
荒瀬教授は、ウイルスなどの病原体が免疫から逃れる仕組みや、それに対抗して宿主免疫がどのように進化してきたか、さらに病原体が自己免疫疾患の発症にどのように関わるのかを長年にわたり研究してきました。特に、エプスタイン・バーウイルスの再活性化をきっかけに、インバリアント鎖の発現低下により、通常は提示されない自己由来の分子が「ネオセルフ抗原」としてMHCクラスII分子に提示され、自己免疫疾患の発症要因となり得ることを示しました。これにより従来の「自己」と「非自己」を見分ける免疫の概念を大きく広げました。このように、病原体と宿主免疫の相互作用や、病原体が疾患発症に関わる仕組みを解明してきた研究成果が、今回の受賞テーマにつながっています。
武田医学賞は、顕著な業績と優れた医学への貢献をした研究者に贈られる賞です。
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荒瀬尚教授