About IFReC

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本拠点の特色と意義

免疫学フロンティア研究センター(IFReC)は、世界トップレベルの「目に見える拠点形成」を目的とした、文部科学省の「世界トップレベル国際研究拠点プログラム(WPI)」に採択され平成19年10月1日に発足し、免疫学研究の第一人者である審良静男が拠点長に就任いたしました。平成29年4月からは、製薬企業2社と大型の包括連携契約を締結し、大阪大学世界最先端研究機構の拠点として活動し、免疫学の基礎研究のさらなる深化と、先端的研究成果の社会還元の加速を目指しています。

我々の身体には微生物などの様々な病原体から防御する免疫系が備わっています。特にウイルス感染に対しては、ワクチンによる防御が人類の生命を守ってきました。近年、自己免疫疾患、アレルギー疾患、がん、生活習慣病等のあらゆる生体の疾患の原因解明と治療には免疫系の深い理解とその制御が必須であるとされています。

近代免疫学においては、日本人研究者が世界を牽引してきています。その多くを山村雄一元総長や岸本忠三元総長(現主任研究員)をはじめとする大阪大学の研究者が成し遂げてきました。このような基盤のもとにIFReCは、優れた免疫学先端研究者を結集し、新しい領域の開発による免疫学研究の一層の発展を目指しています。免疫学とイメージング(画像化)技術、バイオインフォマティクス(生体情報学)との融合研究を通して、生体内(in vivo)における免疫反応を可視化し、確かな予測による免疫系の動的な全貌を明らかにいたします。

IFReCでは、最先端の研究設備と優れた国際的研究環境のもと世界最高水準の研究成果を発信しています。世界的に著名な学術誌への論文発表と共に、権威ある国際賞を受賞するなど国際頭脳循環のハブとして海外からも熱い視線が送られています。

大阪大学免疫学フロンティア研究センター設立へのあゆみ

大阪大学免疫学フロンティア研究センター設立へのあゆみ

 

拠点長メッセージ

免疫学は、分子生物学や細胞生物学の手法を取り入れながら発展してきました。その結果、多くの免疫細胞やサイトカインが発見され、細胞内情報伝達経路や多様性メカニズムも明らかとなってきました。従来の免疫学研究は主に体内より取り出した細胞や培養細胞を用いて行われてきました。しかし、この手法で得られた結果だけでは、実際の生体内で免疫システムがどのように発動し収束するのか、また病態時に免疫細胞はどのような振る舞いをするのかといった、免疫の全体像を掴むのは困難です。個々の免疫細胞や分子の働きを明らかにしつつ、免疫という全身で起こる生体反応を深く理解するために新たな研究を展開する必要があります。

IFReCは「免疫学(Immunology)」と「イメージング技術(Imaging)」さらに「生体情報学 (Bioinformatics)」との融合研究を通して、生体内における免疫細胞の動態、活性化状態、相互作用を目で見る技術を開発し、時空間情報を含んだ免疫システムを包括的に理解することを目指します。このような取り組みは免疫細胞動態制御を基盤とした感染症ワクチンの開発や、がん細胞に対する免疫反応の制御など、新たな免疫療法の確立に繋がると期待されます。

また、IFReCでは真の国際化を目指し、英語による運営、研究員の国際公募などの取り組みを行っています。さらに、優秀な若手研究者を国内外から積極的にリクルートし、自分自身の研究を発展できるよう支援しています。
IFReCが世界をリードする研究拠点となり、免疫学に革新をもたらすような成果を発信できるよう推進してまいります。

大阪大学免疫学
フロンティア研究センター拠点長
審良 静男

 
 

目に見える国際研究拠点

IFReCでは、海外の連携機関と学術交流協定を締結し、研究を展開しています。

世界中から第一線の研究者たちがぜひここで研究をしたいと集まってくるような優れた研究環境、サポート体制を整えた、「目に見える国際研究拠点」を形成し、新しい戦略に基づいた感染症ワクチンの開発や、様々な感染症や癌に対する免疫療法のコンセプトの創出、自己免疫疾患の治療法の開発を進めることを目指しています。

WPIプログラムでは外国人研究者比率を30%以上とすることを目標として設定しています。IFReCでは事務部門も含め運営をすべて英語で行い、研究員の採用も国際公募により決定しています。


海外から来日する研究者が、日常生活に不安を感じたり、事務的作業にとらわれたりすることなく、研究活動に専念できるようバイリンガルスタッフ(英・仏 他)によるサポート体制を充実させています。

外国人研究者自身の手によるコミュニティも積極的に活動しています。

  • 充分な研究スペースと人材の確保
  • スタートアップのための経費措置
  • 競争的資金獲得のためのサポート
  • 住居の斡旋
  • 子女の学校等のサポート(インターナショナルスクールと連携しています
  • ビザの手配
  • 病院
  • その他日本での生活の相談、サポート
  • 企画室の設置
 

研究関連施設

1免疫学フロンティア研究センター棟(IFReC棟)

2融合型生命科学総合研究棟(融合棟)

3感染動物実験施設

4工学研究科 [GSE-コモンイースト(U1E)]

5医学系研究科

6生命機能研究科

7CiNet (脳情報通信融合研究センター)

 
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