News & Topics

Research
2023.07.13

らい菌がマクロファージを攪乱する仕組みを発見(山崎 G が ACS Cent Sci. に掲載)

PRESS RELEASE

ハンセン病は古くから恐れられてきた感染症で、原因菌であるらい菌の免疫応答を起こしにくい性質が知られていましたが、今まで研究は十分に進んでいませんでした。

大学微生物病研究所の山崎晶教授 (免疫学フロンティア研究センター、感染症総合教育拠点兼務)、Jeroen Codée教授 (ライデン大学) の研究グループは、らい菌に少量含まれるフェノール糖脂質-III (PGL-III) が自然免疫を活性化する一方で、PGL-IIIから合成される免疫抑制成分PGL-I が宿主マクロファージの免疫を弱めることを見出しました。




Contact

山崎 晶 教授

yamasakibiken.osaka-u.ac.jp

分子免疫学