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Research
2025.03.27
iTregの分化・安定性・機能を強化する方法を発見(坂口 G, in Nature)
PRESS RELEASE
自己免疫疾患治療における In vitro 誘導型制御性T細胞 (iTreg) 細胞療法の課題の一つは、抑制するべき炎症環境が iTregを不安定にする可能性があるということです。そのような条件下では、iTregは抑制能を失い、場合によっては炎症促進に寄与し、病態を悪化させる可能性があります。
大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC) の Kelvin Chen 特任助教、坂口志文 特任教授、木林達也博士(中外製薬株式会社)らの共同研究グループは、ヒトCD4+ T細胞において転写因子 RBPJを除去することで、iTregの分化、安定性、および免疫抑制能が向上することを発見しました。
(online publishing in Nature on March 27, 2025 JST)
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