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Research
2025.07.19
潰瘍性大腸炎の発症・重症化のメカニズムを解明(香山-竹田 G, in Sci Immunol.)
PRESS RELEASE
潰瘍性大腸炎 (UC) は、世界中の何百万人もの人々を苦しめている病気です。大腸に影響を及ぼし、痛み、差し込み、そして血便を伴う頻繁な排便を引き起こします。一時的に症状が治まる期間があっても、突然病気が再燃し、痛み、下痢、体重減少のサイクルが始まります。現在、根本的な治療法はありません。
大阪大学高等共創研究院の香山尚子准教授、大学院医学系研究科の竹田潔教授(免疫学フロンティア研究センター/感染症総合教育研究拠点)が率いるグループは、腸内環境の乱れ、OTUD3遺伝子の変異、そしてSTINGシグナル伝達の組み合わせがUCを悪化させることを明らかにしました。
(online publication in Science Immunology on July 19, 2025)
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