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Research
2026.03.25
ヒト神経脳疾患関連のミスセンス変異における4種のサブタイプを同定(長田 G, in JCI)
PRESS RELEASE
ヒトにおいて、VPS13A遺伝子に変異が生じると慢性・進行性に運動障害や認知障害が増悪する神経変性疾患のVPS13A疾患(通称:有棘赤血球舞踏病)を起こすことが知られています。長田重一教授らの研究グループは、これまでに細胞質に局在するVPS13Aタンパク質の複合体が細胞膜においてスクランブラーゼ活性を引き起こすメカニズムを報告してきました。しかし、疾患、複合体及びスクランブラーゼ活性三者の関係は不明でした。
同研究グループは、臨床で報告されたナンセンス変異を解析し、複合体形成がスクランブラーゼ活性に必要であることを見出し、さらに AlphaFold3の予測モデルに基づいた解析により複合体形成に重要な残基対を特定しました。さらに、患者で報告されたミスセンス変異を網羅的に解析し、VPS13A遺伝子のミスセンス変異には4種が存在する事を指摘しました。
この成果は、2026年3月24日に米科学誌 Journal of Clinical Investigation オンラインに掲載されました。
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