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Seminar
2014.11.07

Staff Development 免疫学講座 Series 5 「免疫学の最前線は今、何をみているか」を開催しました。

免疫学フロンティア研究センター主催の第5回免疫学講座が開講されました。
支援職員向けに免疫学を分かりやすく説明し、当研究センターで行われている研究を理解してもらうことを目的としています。今回は、IFReC免疫機能統御学の増田 和哉 助教が、「免疫学の最前線は今、何をみているか -細菌と免疫、ウイルスとの戦い、再生医療と免疫 -」について 分かりやすく説明しました。 ( このセミナーは阪大職員限定で行われました。)

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日時 2014年11月 6日(木)
午後5時40分 - 午後6時40分
会場 微生物病研究所 本館 1F 
微研ホール(吹田キャンパス)
講演者 増田 和哉 助教
免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
免疫機能統御学
内容 細菌やウイルスに対する抗生物質やワクチンの開発は、私達の生活を向上させました。これらは、免疫学の研究がもたらしたものですが、いまだに多くの未解明の問題を含んでいます。
コッホは19世紀に細菌が病原体であることを証明しましたが、細菌が体内で炎症を起こす仕組みが解明されたのはごく最近のことです。また腸内細菌の多くは私たちの免疫を巧みに制御していることも分かってきました。近頃よく耳にするエボラ・デングウイルスなどのウイルスは、細菌より小さい生命体ですが、その姿形を巧みに変え体内に感染して増殖します。その仕組みはウイルスによって異なり複雑です。
今回の免疫学講座は、「細菌と免疫」、「さまざまなウイルスとその感染機構」、さらには、近年注目されている「再生医療と免疫」についてのお話です。
連絡先 免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 企画室
森松 美紀
morimatsuat_markifrec.osaka-u.ac.jp