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ひらめき☆ときめきサイエンス 「最新のイメージング技術で見る生命の神秘」

実施要領

日時 : 平成 22 年 8 月 10 日(火) 9:30 ~ 17:00
場所 : 大阪大学吹田キャンパス・融合型生命科学総合研究棟
企画 : 大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 生体イメージング研究室

ひらめき☆ときめき サイエンス とは

このプログラムは、IFReC及び独立行政法人日本学術振興会が「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」のプロジェクトとして実施するものです。

概要

体の中ではいろんな種類の細胞が忙しく動き回っています。でも、これらの細胞は勝手気ままに動き回っているのではなく、行き先や通り道はちゃんと決められていて、遠く離れた場所で待ち合わせをしたりします。このような、社会活動にも似た整然とした細胞達の動きは、生き物の生命活動にとって大変重要なものです。本プログラムでは、最新型の特殊な顕微鏡を使って、参加者のみなさんを生き物の体内の世界へとご案内し、細胞社会が司る生命の神秘をご紹介します。

プログラム

10:00 - 10:30 開講式
10:30 - 11:30 講義「バイオイメージングの進歩・バイオイメージングの実際」
11:30 - 12:30 昼食
12:30 - 15:30 実習1・実習2・若手研究者討論・施設見学
15:30 - 16:30 ラウンドテーブルディスカッション
16:30 - 17:00 修了式 ~未来博士号授与~

写真で見る当日の様子

開講式と講義

参加者同士で短い自己紹介を行なったあと、石井准教授からプログラムの主旨とバイオイメージング研究についての説明を受けました。
メージングとは、見えない物を見えるようにする研究であること。視覚は人間の五感の中でも特別な地位を占めているので、「見る」ことが新たな着想を生む場合があること。また自然を見ることは美しさとの出会いでもあるので、イメージング研究にはアートの側面もあることなどが説明されました。


実習

参加者33名は3つの班に別れて、2つの実習を行ないました。
実習1では、紫外線の量によって赤から緑へ蛍光色が変化する「光感受性蛍光タンパク質」を遺伝子導入した細胞を観察しました。Nikon(ニコン)製の「倒立型共焦点レーザー顕微鏡」を一人ひとり操作しました。実習2では、生きているマウスの骨髄を観察しました。このような観察をライブイメージングといい、Leica(ライカ)製の「正立型2光子励起顕微鏡」を使いました。
実習の詳しい内容は、生徒用配布資料 をご覧ください。

若手研究者と話す場が用意されました。「研究者って、ふだんは何をしているの?」というような、高校生からの素朴なギモンで盛り上がっていたようです。施設見学は、IFReC(免疫フロンティア研究センター)の建物に隣接する微生物病研究所を訪問しました。


ディスカッションと修了式

飲み物とおやつでひと休みの後、今日の感想を共有しました。修了式では、石井先生から参加者全員に「未来博士号」が手渡されました。みな真剣な表情でアンケートに答えたあと、三々五々 IFReCを後にしました。

参加した高校生たちの感想

ラウンドテーブルディスカッションの際に飛び出した、高校生たちの感想です。(なるべく発言のまま掲載しています)

研究者が研究を楽しそうにやっていて印象的だった。
(今やっている)受験勉強をそっちのけで(自分も)研究してみたいと思った。
(ラボに)タッパとか生活臭のあるモノも使われていて意外だった。
(ねずみの体毛を処理するために)女性用の脱毛クリームを使っていて、びっくりした。
大学というところにはじめて来た、思った以上に広くて、初めて見るような機械が面白かった。
私の学校では実験とかやらないので、今日は楽しかった。
免疫学が医学部だけでなく薬学部などの方向からも、多角的に見ないと解決できない分野だと分かった。
バイオイメージングの重要性がわかった。
貴重な体験だった。
研究の成果を使って薬を作ったりしている、社会に貢献しているのだなというのが分かった。
はじめの講義は、言葉が難しくて良く分からなかった。実際に実験をやってみると、レーザーの実験(実習1)もマウス(実習2)も、なんとなく分かってホッとした。
医者になりたいと思ったんだけど、患者と向き合うだけじゃなくて、患者の役に立つ道があると分かった(新しい事が分かり、新しい薬が出て、今まで直せなかった病気を治せる可能性がある)。
実験とかテレビでしか見た事のないものを実際に目の前で見られて良かった。
大学とか自分から遠いものだと思っていたけど、雰囲気とか分かって良かった。
-81度の冷蔵庫の冷気を感じた!貴重な体験をした。
実験をするのに、すごい莫大な金額をかけているのが分かった(顕微鏡一台1億円 とか ... )
研究室の中に入れてもらって、高校では見られない物を見て、やれないこをとやれて、貴重な体験が出来た。
私のイメージでは(研究者の人たちは)研究室に閉じこもっているイメージだったけど、話したら面白い人だった。私も理系に進みたい。
親戚のためにリウマチの事をインターネットを調べたら公の場には情報が無くて、日本の医療は遅れているのかと思っていたけど、今日ここにきてそうじゃないと分かって安心した。
自分の手でねずみの細胞が見えた。いろんな方面に応用できるスゴいコトだと思った。

参考データ(ダウンロード)




最終更新日:2010年8月20日

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