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2013.05.07

【いちょう祭・サイエンスカフェ】 「バイオイメージングの最前線!」を開催しました。

REPORT

5月3日(金・祝日)、吹田キャンパス「いちょう祭」にてサイエンスカフェを行いました。サイエンスカフェは、1990年代後半からヨーロッパで始まった比較的新しいイベントです。 その名の通り、「カフェのような雰囲気の中で科学を語り合う」というものです。 サイエンスカフェでは、ともすれば敬遠されがちな科学の話題を、各国の文化やニュース性に 合わせて参加者が共有することが大切であると考えられています。話題提供者であるゲストと参加者の間に、仲介役としてファシリテーターが入り、話の内容が難しくなりすぎないように交通整理を行います。

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今回は 「MRIの限界に挑戦!- 神経活動から免疫反応まで、生きたままイメージング -」と題し、最新の研究を一般の方に向けて分かりやすくお話ししました。


参加費:無料(申込不要)
会 場: テクノアライアンス棟1Fアライアンスホール(吹田キャンパス)

日時 2013年5月3日(金・祝日)
午後2時00分 - 午後3時30分
ゲスト 吉岡 芳親
(免疫学フロンティア研究センター 教授)
内容 MRI(Magnetic Resonance Imaging,核磁気共鳴画像法)といえば、病気の診断やけがをした際の断層撮影に 使われている医療技術の一つです。MRI はレントゲンや CT スキャンと混同されがちですが、それらとは全く 異なる物質の性質を利用したものです。MRIの装置と撮影技術は、発明以来、革新的な飛躍を成し遂げました。 今や、けがの診断のみならず、生命科学での応用にさまざまな可能性を秘めているととが示されています。 吉岡教授の研究室で撮影された MRI画像は、世界最高レベルのものです。当日来られた方は MRIのバラエティ に富んだ用途と今まで誰も見るととができなかった画像を自にして驚かれるでしょう。

吉岡 芳親  プロフィール (ゲスト)

大阪大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士・医学博士)
岩手医科大学先端医療研究センター准教授を経て2008年 2月より現職
研究内容:非侵襲的高度生体機能イメージング法の開発
吉岡芳親研究室

坂野上 淳 プロフィール (ファシリテーター)

東北大学大学院理学研究科物理学専攻修了、博士(地球環境学)。厚生省・民間会社での研究員を経て、2008年より大阪大学免疫学フロンティア研究センターに勤務。広報・研究マネージメント担当。


会場


MAP

交通アクセス
大阪大学テクノアライアンス棟
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号

1.阪急電鉄北千里駅から徒歩18分(約1.4km)
2. モノレール阪大病院前から徒歩10分(約900m)
3. 阪急バス「阪大本部前」下車徒歩5分(約400m)