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2019.07.25

[サイエンスカフェ]ナレッジキャピタル超学校「阪大発の最先端医学研究に触れる」第4回

REPORT

2019年7月17日(水)に大阪大学大学院医学系研究科×大阪大学免疫学フロンティア研究センター×ナレッジキャピタル「阪大発の最先端医学研究に触れる」第4回 寄生虫トキソプラズマと免疫、を開催しました。今回の超学校シリーズでは大阪大学免疫学フロンティア研究センター 免疫寄生虫学 准教授 笹井美和さんをゲストとしてお招きしました。

インターフェロンガンマ(IFNγ)がGBP(p65GTP分解酵素)と呼ばれる分子を発現させ、その作用によってトキソプラズマの寄生胞という膜構造を破壊し発病を抑制していることや、免疫システムは自分の細胞を攻撃することがない特性を利用して、トキソプラズマが好中球に感染し、攻撃を回避しつつ全身に拡散するまるで「トロイの木馬」のような戦略を用いることなどお話しいただきました。

講演後も来場者の方との対話を行ってくださいました。笹井さん、ご来場の皆さま、ありがとうございました。