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TANKはTLRシグナルを調節し、自己免疫性腎炎の発症を抑制する。 (竹内准教授・審良教授らが Nature Immunology に掲載)

Toll-like receptor (TLR)などの受容体により惹起される自然免疫応答は、様々な分子により調節されています。細胞内蛋白質であるTANKはこれまでウイルス感染に対するI型インターフェロンの産生に関わると考えられてきました。

今回我々は、TANKを欠損するマウスを作製する事により、TANKがI型インターフェロンではなく、TLRシグナル伝達を抑制し、炎症性サイトカイン産生を調節していることを明らかにしました。また、TANKはB細胞シグナル伝達の制御にも重要でした。

TANK欠損マウスは自己免疫性糸球体腎炎を自然発症し、その自己抗体産生は、インターロイキン6やTLRシグナルの非存在下で抑制されました。また、腸内細菌を排除することによっても自己抗体産生が低下した事から、TANKの非存在下では、腸内細菌によるTLRシグナルの異常な活性化がインターロイキン6産生を介して、自己免疫疾患の発症に重要であると考えられました。

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<お問い合わせ先>

審良静男(あきら しずお)
〒565-0871
大阪府吹田市山田丘3-1
大阪大学免疫学フロンティア研究センター・自然免疫学研究室

Tel: 06-6879-8303, Fax: 06-6879-8305
sakira@biken.osaka-u.ac.jp

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