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自然免疫応答の制御における Ahr の役割を解明 (岸本教授らが J. Exp. Med. に掲載)

ダイオキシンレセプターとして知られているAryl hydrocarbon receptor (Ahr) は薬物代謝だけでなく免疫系においても重要な役割を担っていることが明らかになってきています。われわれを含め複数の研究室によりAhrがTh17細胞、Treg細胞の分化やTh1/Th2細胞の分化バランスを調整していることが報告されました。

今回われわれはこのAhrがマクロファージにおける自然免疫応答の制御において重要な役割を果たしていることを発見しました。

Ahr欠損マクロファージではコントロールのWTマクロファージに比べLPS刺激後 IL-6 やTNF-alpha などの炎症性サイトカインが高値を示しており、またAhr欠損マウスではLPS投与における感受性も上がっていることが確認されました。マクロファージではAhrはStat1と結合しAhr-Stat1複合体がLPS刺激の下流ではたらいているNF-kappaB の転写活性を抑制していることも明らかになりました。


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<お問い合わせ先>

岸本忠三
大阪大学免疫学フロンティア研究センター・免疫機能統御学

kishimot@imed3.med.osaka-u.ac.jp

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