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脂肪慢性炎症の引き金となる分子を同定 (石井優 教授らが PNAS に掲載)

免疫学フロンティア研究センターの石井優教授(医学系研究科兼任)らの研究グループは、独自に開発したバイオイメージング実験系を用いて、脂肪慢性炎症を引き起こすきっかけとなる分子を発見しました。

肥満では単に体重が増えるだけではなく、脂肪組織において軽度の炎症が慢性的に進行することが知られており、この"慢性炎症"が、糖尿病や高血圧・動脈硬化といった生活習慣病を引き起こす元凶であると考えられています。

今回の研究では、肥満になる前から脂肪組織内での炎症性マクロファージの動きが活性化していることをバイオイメージングの手法を用いて突き止めました。さらに、脂肪細胞がS100A8というマクロファージ遊走・炎症活性化因子を放出するようになっていることが分かりました。このS100A8を抑えることで、マクロファージの遊走を抑え、肥満に伴う慢性炎症の進行を抑制することに成功しました。

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石井 優

石井 優 教授(免疫細胞生物学)

Tel 06-6879-3880 Mail mishiiatmarkicb.med.osaka-u.ac.jp

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