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ピロリ菌が胃炎を引き起こすメカニズムを解明(山崎G が JEMに発表)

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)は、世界人口の約50%に感染している病原体です。ピロリ菌が感染すると、胃炎、胃がんの発症リスクが高まることから、抗生物質による除菌が推奨されています。ところが、近年、除菌による耐性菌の出現や、細菌叢バランスの破綻が問題となっており、併用や代替可能な新たな治療法が望まれていました。

山崎晶教授(IFReC 分子免疫学/大阪大学微生物病研究所兼任)らの研究グループは、ヘリコバクター・ピロリ(いわゆるピロリ菌)が胃炎を引き起こすメカニズムを明らかにしました。同研究グループは、ピロリ菌が宿主のコレステロールを取り込んだ後、菌内で糖と脂質を付加することで、胃炎を誘導する化合物を作り出していることを発見しました。この修飾経路を阻害することで、ピロリ菌による胃炎を防ぐことが可能になり、抗生物質に代わる胃炎、胃がんの治療法に繋がることが期待されます。


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Article (外部リンク)


Contact:
分子免疫学 山崎晶

山崎 晶(分子免疫学)


Tel06-6879-8306
Mailyamasakibiken.osaka-u.ac.jp

大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC)

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