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Research
2022.12.16

抗体を作り続ける長寿命細胞を発見(伊勢-黒崎 G が JEMに掲載)

PRESS RELEASE

ワクチンの持続効果は、中和抗体を産生するプラズマ細胞の寿命で決まると考えられますが、これまで長寿命プラズマ細胞の特徴は明らかになっていませんでした。伊勢渉教授(大阪大学感染症教育研究拠点)、黒崎知博教授(IFReC 分化制御)らの研究グループは長寿命プラズマ細胞を見分けるマーカーを発見し、プラズマ細胞の寿命を決める仕組みを発見しました。

figure1 図1 長寿命プラズマ細胞が誕生する過程
骨髄に流入した未成熟プラズマ細胞(B220hiMHC-IIhi)の大部分は死滅するが、一部の細胞は生存ニッチに強く接着し、長寿命プラズマ細胞(B220loMHC-IIlo)へと成熟・分化する


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黒崎 知博

黒崎 知博 研究室(分化制御)

Tel06-6879-4457
Mail kurosakiifrec.osaka-u.ac.jp