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敗血症性ショックの悪化メカニズム解明(岸本グループがPNASに発表)

IFReCのMohammad Mahabub-Uz-Zaman研究員、岸本忠三教授(免疫機能統御学)らのグループは、Arid5aというタンパク質が敗血症性ショックを悪化させることを明らかにしました。 敗血症は、感染症の病原体が血液から体中に広がり全身症状を起こす状態で、大量の炎症性サイトカインが全身に放出されます。敗血症が重篤化すると血圧の低下を伴う敗血症性ショックが引き起こされます。
今回、同研究グループはCD4+ T細胞 (Th1 細胞)において、Arid5aが炎症性サイトカインの産生に関わる転写因子"T-box expressed in T cells (T-bet)"のmRNAに結合してT-betを安定化させることで、 IFN-γ(炎症性サイトカインの1種)の産生を亢進し、その結果、敗血症性ショックを悪化させることを示しました。Arid5aを抑制するような分子を開発すれば、敗血症性ショックの治療に繋がると期待されます。



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Contact:
岸本 忠三 (きしもと ただみつ)
免疫機能統御学
大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC)

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