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胚中心B細胞の増殖制御の仕組みを解明(黒崎グループがJEMに発表)

IFReCの井上毅 助教、新中須亮 助教、伊勢渉 准教授、黒崎知博 教授(分化制御)らの研究グループは、胚中心B細胞の増殖・分化に関わる分子メカニズムを明らかにしました。

胚中心は組織学的にlight zone (明領域) とdark zone (暗領域)に分けられます。
本研究ではマウスモデルを用いた実験により、胚中心形成後のB細胞において転写因子Foxo1を欠損させたところ、胚中心のdark zoneのB細胞が失われ、胚中心の退縮が見られることが示されました。胚中心のB細胞ではFoxo1欠損により増殖が抑制されることもわかりました。
またBatfという分子が胚中心のlight zone でFoxo1依存的に発現していることがわかり、Batfの欠損マウスでは、Foxo1欠損の時と同様に胚中心が著しく退縮していくことが観察されました。
これらの結果から、Foxo1はBatfの発現誘導を介して胚中心B細胞の増殖・維持を制御していることが示唆されました。
本研究の成果の応用により、Foxo1を標的として胚中心B細胞の機能を制御できれば、有効なワクチン戦略の開発につながることが期待されます。




解説 (PDF)


Article (外部リンク)


Contact:
Tomohiro Kurosaki

黒崎 知博(分化制御)

Tel 06-6879-4456
Mail kurosakiatmarkifrec.osaka-u.ac.jp

大阪大学免疫学フロンティア研究センター (WPI-IFReC)

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