大腸癌は食物繊維を多く摂取することで発症リスクが低下することが示唆されており、その病態に腸内細菌が関与していることが明らかにされつつあります。
原英二教授(IFReC老化生物学/阪大微生物病研究所兼任)の研究グループは、大腸癌患者と健常者の腸内細菌叢の大規模比較解析を行いました。その結果、健常者にはほとんど存在せず、大腸癌患者で異常増殖している12菌種を同定し、大腸癌との強い関連性が示唆されました。
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